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頭蓋のなかに銀河

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「仮面ライダーなめとったらどついたるぞ」

メタフィクション系の物語に強く惹かれるタイプの人には、来週からでも全然間に合うので、是非とも今放送している『仮面ライダーディケイド』を早起きして観てほしい。

平成ライダーの世界を全て回り終えた『ディケイド』は、今まさに暴走状態である。今週はシンケンジャーとの共闘を果たし、来週からは、なんと昭和ライダーの世界に赴き、映画版では全ライダー(マニア垂涎のあの『真仮面ライダー』含む)が登場するという。

少なくとも僕は『グレンラガン』の後半とか、『ヱヴァ破』のあのクライマックスに感じた以上の興奮・ドキドキを、ネガ世界編や今日放送分のディケイドに感じた。あんなに視聴者に対して挑発的かつサービス精神旺盛な『仮面ライダー』が放送される日を誰が想像し得ただろうか。おそらく鳴滝がディケイドについて度々言及する「ディケイドは世界を破壊する」という台詞も、今まで仮面ライダーを観ていた人たちが構築してきた「僕たちの仮面ライダー」という共同幻想を「破壊」しているという意味では、あながち間違いではないのかもしれない。

「我々はどこから来たのか、何者なのか、そしてどこへ行くのか?」そういう原初的な問いかけに真っ向から答えを提示しようともがき苦しむ主人公の苦悩は、石森章太郎が思い描いた、あのグロテスクなバッタ人間としての仮面ライダーが思ったそれとどこかで被るものがあるように感じた。
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by high-zyanose | 2009-07-19 17:00 | 人生
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